ABOUT US

製品企画と販売に集中していただく
環境をつくる

私たちはクライアント企業のために、アパレル製品、家庭用布製品を海外で生産しクライアント企業に納品するOEM生産メーカーです。

製品の品質と納期を整えることは当然ながら、商品がうまく売れるように現地からの情報を元にした製品に関するアイディアの提供、コストダウンや納期に関する提案をして、クライアント企業の継続的なビジネスを支えます。

たとえば、製品に関してはインド長綿や天然素材の生地の提案、コストダウンや納期に関する提案をして関しては工場の生産ラインの空き状況などを積極的に配信します。

MESSAGE

なるべく多くの商品を消費者に届けたい
その想いに応える

大手製造小売業者(SPA)のように大量生産、大量販売し価格勝負する商品ではないが、価格を抑えてできるだけ多くの消費者に届けたい商品がある、そのような企業の想いに向き合います。

日本国内での生産が見直されていますが、日本国内は働き手不足と言われ、国内賃金は高くなり、円安の影響はありますが、海外生産、特に南アジア地域での生産の方がコストが安いのは明らかです。

また長年の海外生産によりアパレル製品をつくる技術が日本には少ないのも現状です。

私たちは、アパレル製品、布製品の生産が盛んなインドの地をメインに製品つくりを行い、製品品質と価格の両方でクライアント企業と消費者のニーズを満たすことに貢献します。

アパレル生産縫製作業
アパレル縫製工場の縫製作業技術者

取引先企業との共存共栄を第一に考える
海外アパレルOEMビジネスの鍵

生産数が多くないアパレルOEM生産の利益率は30パーセント程度が一般的ですが、当社では生産数量によりますが、10パーセントから20パーセント程度です。

取引先企業が、広告費に予算をかけたり、競争力のある価格設定をすることでより多くの商品を販売していただきたいからです。

アパレル製品、家庭用布製品の生産の工程は、生地の生産、生地の品質の確認、生地の染色、縫製、ボタンやタグの取り付け、製品の品質確認、と流れますが、全て人の手作業と目視確認で行われます。

生産数量が多く、生産頻度や生産回数が増えると、その分現地工場の人達は慣れるので作業は効率的になり、品質は向上します。

また、生産単価は下がり価格競争力が高くなりますし、一般消費者の囲い込みもしやすくなるのではないでしょうか。

取引先企業のビジネスが安定と発展することで、私たちの業績を伸ばしていく、そのように考えています。

サスティナビリティへの考え方

私たちの製品を生産するアパレル関連企業との信頼関係を重視します。

製品開発、サンプル生産から納品まで、解決すべき事項が出てきた場合は工夫して最適な方法を模索します。場合によっては当社のクライアント企業に相談することもあります。

信頼関係の蓄積は、製品の生産を円滑にし、現地からの情報提供も多く入り、ひいては当社のクライアント企業のメリットになります。

今後5年、10年先に東南アジアの所得が増えて発注する側も選ばれる時代になり、信頼関係がもっと大切になるのではないでしょうか。

海外アパレル生産サスティナビリティ
アパレル製品の生産を通して現地への貢献

現地への貢献

主にインドの地でアパレル製品の生産を行っていますが、インドの中でも地方都市で、発展途上と言われる場所です。

現地の人の仕事が足りていないのが現状で、また労働年齢人口は60パーセントから70パーセントもあり、雇用創出が求められています。

働き手がたくさんいるところで生産することは合理的で、そこに仕事を提供することで少しでもその社会の役に立ちたい、このような考え方を持っています。

HISTORY

CEO MESSAGE

インドのアパレルの縫製工場での業務の様子

2010年にインド現地工場オフィスにて仕事を開始したころの私の風景です。

はじまりは友人から

インドのアパレルの縫製工場とビジネスパートナー契約を結び、日本向けにアパレル製品の生産を開始したことが始まりです。

2010年にインドに赴任し、語学の学びのために入会したコミュニティーを通して、一人のインド人と知り合いになり、最初のころは、お互いの文化のことや趣味のことを話す程度でしたが、ある時に「アパレルの縫製工場を経営している。1週間ほど自宅に泊まりに来てほしい、ビジネスの話をしないか」と持ちかけられました。

私は何でもやってみないと分からないとの考えを持ってるので、ためらわずイエスと答えて、鉄道で片道5時間かけて現地に赴きました。

最寄り駅に着くと立派な車で迎えに来てくれており、そのまま自宅に招かれました。大きな一棟の建物に親族で住んでおり、私はインド人オーナーと同じフロアーにある一部屋を使わせてもらいました。上のフロアーにはご両親、その上のフロアーには親戚家族が住んでいる、そのような環境で、家族ぐるみの付き合いをさせてもらいました。

日々の時間の過ごし方は、昼間はインド人オーナーが経営する生地工場や縫製工場で現地の技術を見学し、現場の雰囲気を肌身で感じながら、インド人オーナーとアパレルビジネスの話をして過ごしました。

昼下がりになると、インド人オーナーの友人の誕生日会に参加させてもらったり、家族で外食に出かけたりと楽しい時間を過ごしました。

振り返ってみると、私に共感できる点があったのかもしれませんが、このような方法でインド人は人を観察し、また信頼関係を築くのかもしれません。

あれから十数年の付き合いが続いていますが、ビジネスパートナーの一人であり、今も良い友人です。

インド人オーナーの工場は移転して規模が大きくなりました。これからもインドとのビジネスの可能性を信じて前進します。

どうぞご支援・ご指導のほど、よろしくお願いいたします。

インド人の縫製工場のオーナーの自宅での食卓風景

インド人の縫製工場のオーナーの自宅での食事前の食卓の様子です。インドではウェルカムの表現に花束を用意する習慣があります。

インドにおける生産拠点

インド ジャイプールテキスタイル工場

インド ジャイプール

  • 織物・ニット生地生産、染め、プリント、縫製一貫工場 1拠点
  • 縫製工場 1拠点
タミルナードテキスタイル工場

タミルナード

  • ニット生地生産、染め、プリント、縫製一貫工場 1拠点

インド以外の地域での生産

私たちはクライアント企業のご依頼によりアパレル製品のOEM生産を行っています。当社の基本の考えの一つに適地生産があります。製品の種類、製品品質、納期、価格を判断し、それらに相応しい場所で生産してきました。

インドの他では、中国(広州、杭州、瀋陽、威海)、ベトナム(ハノイ)、パキスタン(シアールコート)、タイ(バンコク)での生産実績があり、現在も活動中です。これらの地での生産すべてについて、私自身が現場を訪問し、現地の経営者との商談、生産管理にも携わり豊富な経験があります。

インドの地に限らず、生産拠点を多元的に持つことで、クライアント企業にとってもっとも良い生産を提案します。

沿革

2010年

インド

縫製工場とビジネスパートナー契約の締結 その翌月に製品100着を生産開始

2011年

中国広州

豊富な生地とアパレル装飾品をもとに多少こだわりのある製品の生産開始

2013年

パキスタン

ユニフォームと現場作業着の生産開始

2014年

タイ

小ロットで製品品質の高い製品を生産開始

2015年

中国杭州

1種類の製品で初の10,000枚の生産開始

2016年

ベトナム

ハノイから車で3時間の田舎の地域で製品品質と価格のバランスを取った生産開始

2017年

中国瀋陽

威海にて高単価小ロットの製品を生産開始

2023年

未来を見据えてインド企業へ出資

今後5年、10年のうちには中国、東南アジア地域の一般の人たちの所得が上がり賃金格差が小さくなることが予想されます。これらの地域でアパレル製品をつくる価格のメリットは小さくなり、アパレル工場は少なくなりそうです。一方で賃金格差がなくなることで、アパレル製品の需要は大きくなります。このときに日本のクライアント企業に安定して製品を提供できるようにインドの縫製企業とのタイアップを出資による強化を進めています。

インドの人口は13億人を越え、労働年齢人口は現時点で60パーセントから70パーセントもあり、人口が増え続けています。国土は広く綿花の有数の生産地がインド全土に広がっており、アパレル製品をつくってきた歴史があり、高い生産能力があります。またインド政府はナレンドラ・モディ首相による主導のもと、繊維・アパレル産業の促進を目指していて、私たちの出発点であるインドの地をアパレ製品の生産拠点として更に重視したいと考えてます。

会社概要

会社名株式会社リアプローチ
創業2010年
資本金300万円
代表者代表取締役 奥田訓生
関西大学大学院出身
モノづくりへのこだわりと消費者ニーズ 多くの人に良いものを提供したいとの考え
事業内容メンズウエア、レディースウェア、子供服、ベビー服、スポーツウェア、ユニフォーム既製服製造卸業
家庭用布既製品製造卸業
自社ベビー服、自社子供服製品の企画、生産、販売
日本の所在地大阪市浪速区日本橋東1-12-13